名前はリック。
体重7kgだが、一応ミニチュアダックスフンドの雄である。
生後2ヶ月でこの家に飼われ、はや10年。
吾輩は、家主の奥さんにとても可愛がられ、我が家は楽園であった。
ところが3年前から毎年、奥さんの「孫」と称する敵が現れ、吾輩はいつも叱られてばかりいるのである。
奥さんの孫は近所に住み、2.3日に1回はやってきて、溺愛されているのである。
吾輩は負けずと、奥さんの目の前にお気に入りのおもちゃを置き、遊んでもらおうとシッポを振ってアピールするのであるが、いつも半分も遊んでくれないのである。

だから、いつもエプロンの裾を銜えてついて回るのである。
おかげで奥さんのエプロンの裾は、吾輩の歯でビリビリ。
孫が帰った後は、吾輩の天下になり、奥さんの横で寝る事が許されるのである。
幸せを感じるひと時である。

あ~ また、日曜日がやってくる。
孫が一日中 来ているかも・・・
いや、土曜日から泊まっているかもしれない・・・
あ~ 吾輩の奥さん~ ワン ワン